zatubunsya’s blog

アラフォーオヤジが何か考えたことを考えたままに書き連ねさせていただいております。

ここまで来たら徹底的にホッピーについて書きたいと思った

昨日はいろいろと雑事を片付けた後、ちょっとお久しぶりの居酒屋に飲みに行きました。
「どーも」と店員さんに挨拶しながらカウンターに座ると、即座に運ばれてくるおしぼり……と黒ホッピー。
そして店員さんが一言。
「ご注文は?」

もう持ってきておいて「ご注文は?」も何もないでしょうに。
もしここで私が「今日は生中で」とか言い出したらどうするつもりなのでしょうか。
まあ、もちろんそんな捻くれたことはせずに、ありがたく黒ホッピーを頂くのですけれども。

ここ2日ほどホッピーについて書いています。
決して「酒飲みブログ」ではないのですけれども、ここまで書いたら最後までホッピーについて書くのも筋かな、と思いますので今日も書いてしまいましょう。

ホッピーには基本として「白」「黒」の2種類があります。
簡単に言えば、普通のビールと黒ビールの違い、というところでしょうか。

良くホッピーは「ビールの代用品」と言われますが、個人的にはビールとは似て非なるテイストだと思っています。
割り方にもよるでしょうが、ビールのように「苦味」は強くありません。
「ビールは苦手……」という方も、ぜひ一度チャレンジしてみていただきたいものです。

また、ホッピーには「白」「黒」の他に、ホッピー発売55周年を記念して作られた「55ホッピー」、通称「赤ホッピー」と言われるものもあります。
あまり置いてあるお店は見かけませんし、置いてあったとしても「白」「黒」よりちょっとだけお高めなことが多いです。
私も一度飲んでみたことはありますが、何を飲み食いしても「美味い」と言う幸せな貧乏舌の持ち主である私には、それほど味の違いは感じられませんでした。
「こんなの飲んだことある?」という話のネタには良いかもしれません。

「赤ホッピー」よりもさらにレアな存在として、「生ホッピー」というものもあります。
生ビールと同じようにサーバーを使って注がれるもので、これがレアなのはやはり大きなホッピーの樽と専用のサーバーが必要となるためでしょう。
どのお店も狭いスペースの有効活用に四苦八苦していることが多いですから。

私、こちらも飲んだことはあります。
サーバーから注がれるだけあって、普通にジョッキの中で混ぜるホッピーよりも泡が生ビールのようにきめ細やか。
「とりあえず生ビール」ではなく「とりあえず生ホッピー」でも十分通用すると思います。

ただ、サーバーから注ぐ関係上、すでに焼酎と混ざった状態で店員さんが持ってきてくれる、という点が私にとってマイナスポイント。
ホッピーの良さは、その時の体調や気分によって、お客が自由自在に濃さを調整できるところにある、と私は考えています。
自分の手元で調合する楽しみ、それが私がホッピーを愛する理由の半分くらいを占めていますので。

しかし、私がホッピーを飲み始めてからもう20年近く。
当時は小汚い焼き鳥屋で、金のないオヤジが少しでも安く酔うために飲んでいる……なんて印象が強かったですが、最近では若者や女性が楽しんでいる姿も見かけます。
お店によっては、ホッピーを使ったお洒落なカクテルなんてメニューもあるようで。

自分が好きなものを、他の皆さんも楽しんでいる姿というのは見ていて嬉しいものです。
今後も「ホッピー大好きアラフォーオヤジ」として、ホッピーを応援してきたいと思います!

まあ、応援すると言っても、ただただ飲むだけなんですけれどもね。