もんじゃ焼きは見た目は悪いが味は良い
昨日は打ち合わせで新宿まで出ました。
打ち合わせ、と言ってももう何度もお仕事をしている相手ですので、ちょっとした素材の受け渡し程度。
メインの目的は、一緒に飲むことです。
・・・・・・なんか、いつも「打ち合わせ」と称して飲み歩いている感がありますが、たまたまです。
そんなに頻繁に打ち合わせなんかしません。
今回はたまたま、近い時期に打ち合わせが重なっただけなのです。
そもそも、打ち合わせなんかなくても飲み歩いているのですが。
「飲んだ後で締めになにか食べに移動するのが面倒臭いから、最初から確実に美味いメインメニューがある場所で飲みたい」との理由です。
飲んだ後に炭水化物をがっつり食べる気、まんまんです。
だからお腹が出るんだよ・・・・・・。
そう言うと、「腹が出ていてなにが悪い」と堂々と開き直られました。
やだ、ちょっと男らしい・・・・・・。
でも、格好良くはない・・・・・・。
私はあまり飲んだ後で締めになにか食べる、ということをしないので、その気持ちはよくわかりません。
たまに飲みすぎた後、ラーメン屋とかノリと勢いで入ってみるのですが、スープを一口飲んで「ああ、もう満足だ」と思ってしまうのです。
もちろん、せっかく注文したものを残すなんて失礼ですから、ちゃんと全部食べますけど。
結局、なにか塩分を口にできれば良いのかもしれません。
最近は安いインスタント味噌汁を常備しておいて、飲んだ後に塩分が欲しくなったらそれを飲むようにしています。
そっちの方がお金もかかりませんし、翌日、胸焼けなど飲みすぎの影響が減ったような気がします。
あくまでも「気がする」程度ですが。
話がズレましたが、とにかくお好み焼き屋に入ったのです。
時間は17時を過ぎたところで、まだお客さんの姿もまばらでした。
2人で黒ホッピーを注文し、乾杯。
つまみは枝豆、キムチ、牛スジ煮込みなんかの手軽なところを。
つまみはそのうち追加注文するかなー、と思っていたのですが、枝豆もキムチも牛スジ煮込みも消費しきれないまま、黒ホッピーの外を1回、中を5回お代わりすることに。
バランスが悪すぎます。
再び黒ホッピーのセットを頼むついでに、そろそろメインでなにか食べようか、となりました。
で、相方が選んだのが「もんじゃ焼き」でした。
正直に言うと、私はあまりもんじゃ焼きを食べたことがありませんでして。
なんか難しそうと言いますか、焼き方にいつも迷うんですよね。
あと、お好み焼き屋に行って、わざわざお好み焼きではなくもんじゃを頼む理由が特に見つかりません。
そんなわけで、今回もどうなるかと思っていたのですが。
材料を運んできた店員さんが「お焼きしましょうか」の一言。
これぞ、まさに天の助けです。
自分で自信のないものは、他の人にやってもらうに限ります。
店員さんは流れるような手つきでもんじゃ焼きを作り上げていきます。
まずは具だけを炒めて、その具で円形の土手を作る。
その土手の中に生地を流し込み、しばらくしたら具をコテで細かく刻みながらよく混ぜ合わせる。
そう、作り方の流れと理屈はわかるんです。
でも自分でやろうとすると、なかなかこれほど上手く作れないんですよね。
「はいどうぞ、召し上がってください」
店員さんにお礼を言ってから、手に持った小さいコテで少しずつもんじゃ焼きを口に運びます。
サラサラの生地が熱で固まって、ネットリとしている部分も美味しいですが、鉄板にくっついたオコゲ状態のところもパリパリで美味しいんですよね。
今回勉強になったのは、土手状の具と流し込んだ生地を混ぜ合わせる時に、コテでしつこいくらいに具を細かく刻む、ということ。
「この方が、具と生地の味がよく混ざって美味しいんですよ」
店員さんがそう言っていました。
今後の参考にさせていただきたいです。
結局、もんじゃ焼きを食べている間に黒ホッピーのセットをさらにお代わり。
ホッピー12杯行ってしまいました。
久し振りに飲みすぎです。
でも、思ったよりお会計が高くなかったのは、つまみをあまり注文しなかったためでしょう。
飲むときは胃に何か入れた方が、本当はいいんですけどね。
いまさら言っても、仕方がありません。
まあ、もんじゃ焼きが酒のつまみにかなり合うこともわかりましたので。
今度は一人でもんじゃ飲みも試してみたいと思います。