zatubunsya’s blog

アラフォーオヤジが何か考えたことを考えたままに書き連ねさせていただいております。

最近古本市に足を運べていない寂しさ

最近微妙な忙しさに追われていて、古本市に行けていません。

顔を出す候補としては、2月4日から11日にかけて行われていた「三省堂書店池袋本店古本まつり」と2月20日から25日にかけての「さよなら東急東横店 渋谷大古本市」があったのですが、どちらも結局足を運べず。

 

そちら方面に行く機会があれば、なんとか時間を捻出して短時間でも顔を出せたのですが、2月は東京の西側方面にしか出掛ける機会がなくて。

特に「渋谷大古本市」の方は、東急東横店の営業終了に伴う最後の開催。

何度も通ってさまざまな古本をゲットしてきた記憶を思い返してしんみりするためにも、どうしても行きたかったのですが……。

タイミングが合わない時は、とことん合わないものですね。

 

小さめの古本市が多くなってきた現在、「渋谷大古本市」のような大量の古本、さまざまなジャンルの古本が一堂に会する機会は少なくなってきている印象です。

どこかに会場を移して、同じくらいの規模の古本市が開催されてくれるといいんですが……。

いまいち今後の予定がわからないので、ご存じの方がいらっしゃったら教えていただきたいものです。

 

次に開催される古本市、行きたいのは3月20日から22日に東京交通会館で行われる「国際稀覯本フェアー日本の古書 世界の古書ー」なのですが。

3日間と短いので、うまくタイミングが合うかなぁ。

それ以前に「新型コロナウイルスの影響」で中止にならないか、という点も心配であります。

 

新型コロナウイルスのせいで「不要不急の外出は控えるように」とのお達しが出ている昨今、わざわざ多くの人が集まる古本市に行くなんてとんでもない、と思われるかもしれませんが。

私を含め、多くの古本ファンにとっては、新型コロナウイルスに怯えるよりも古本に囲まれたいものなのです。

 

「そういう危機意識の低さが、新型コロナウイルスの拡散につながるんだ!」とお叱りはごもっとも。

でも、それを我慢できない、古本に囲まれないとむしろ健康を害してしまう、そんな風に考えてしまうんですよね。

古本という底知れない魔境の魅力に憑りつかれてしまった人間の、どうしようもない部分です。

 

そうそう、新型コロナウイルスと言えば、結局昨日はイベント中止の影響で仕事がなくなってしまったため、早い時間から飲みに出掛けたんです。

場所は、家の近所にあるダイニングバー。

普段はグループ客などで大賑わいなのですが、開店直後くらいに入ったので店内はガラガラ。

これは日曜日だったということもありますし、新型コロナウイルスの影響ではないと思います。

 

ですが、入店したら「アルコール消毒にご協力ください」の貼り紙と共に、手を消毒する用のスプレーが置かれているわ、マスターも他の店員さんもマスク着用で働いているわ。

飲食店も大変だなぁ、と。

 

普段は忙しく立ち働いていてなかなかお話できないマスターとのんびり話す機会ではあったのですが。

「アレの影響ですか」

「まあ、そうですね。一応ちゃんと対策できることはしておかないと、ね。休みにするわけにはいかないですし」

マスターも店員さんも苦笑いですよ。

いや、マスク姿だったので、本当に苦笑いだったかは半分私の想像ですが。

 

まあ、美味しいビールもいただけましたし、料理も相変わらず美味しかったですから。

マスク姿でも全然かまわないですし、ちゃんと対策している、という姿は好感度が上がるのですけれども。

やっぱり大変そうだなぁ、としみじみ思った、という話です。