昔の相撲雑誌を読んでいたらいろいろと感慨深くなった
昨日は外出する気にもならず、と言うか用もないので外出する必要もなく。
家で洗濯したり、溜まってしまったペットボトルを洗ったり、家事を済ませた後で、さて、何をするかと。
仕事はあることはあるんですが、切羽詰まっていないのでやる気にはならず(切羽詰まらないとやらない悪い癖)。
というわけで、以前古本市で買ってきた昔の相撲雑誌を読むことにしました。
買ってきた時にパラパラと眺めた後、なかなかじっくり読む時間がなかったので。
『相撲 臨時増刊 1972年11月号』です。
今から50年近く前の雑誌ですね。
アラフォーの私、まだこの世に欠片も存在していません。
と言うか、両親すら出会っているかどうか、のレベルですね。
そう考えると、大昔に感じるなぁ。
で、雑誌の内容ですが。
貴ノ花が新大関で、憲子夫人や息子2人、後の若貴兄弟の名前が出てきたり。
まだ千代の富士が注目を浴びる前で、巻末の「相撲界全力士写真名鑑」にちょろっと出てくるくらいだったり。
現在幕内の琴ノ若の祖父にあたる、琴櫻が現役大関として活躍していたり。
弟子の暴行死事件で悪い意味で有名になった、元時津風親方の双津竜の名前があったり。
いやー、相撲界もいろいろあったなぁ、と思わされました。
もちろん良く知らない力士もいっぱいいて、やっぱりいまだに名前が残っているだけでもすごいことだよな、としみじみ。
あ、あと「相撲界全力士写真名鑑」に「行事部屋」と「呼び出し組合」があったのも興味深かったです。
今は行事さんと呼び出しさんはそれぞれ相撲部屋に所属していますが、昔は独立して部屋があった、という話だけは知っていたので、実際にその証拠を目の当たりにして感慨深いものがありましたね。
数百円で買った古雑誌で1日中楽しめるんですから、買い物としてはお得だなぁ、と。
古本市どころか、古本屋にもしばらく行けていませんが、新型コロナウイルス騒ぎが終わったら久々に古本漁りをしたいですね。
神保町でも行って、1日ウロウロしてみたいです。
だいぶ散財することは覚悟の上で。
楽しみです。