オヤジになると外と家の区別がつかなくなるのだろうかと疑問に思う
最近はありがたいことに、営業している喫茶店も増えまして。
家では落ち着いて作業できない私としては、大変ありがたく思っています。
まあ、新型コロナウイルス全盛期の頃は、家で粛々と仕事をしていたのですから、心の持ちようなんでしょうけれども。
でもやっぱり、外に出て仕事した方が集中できるんですよね。
家だと「ダラダラ仕事してても別に誰にも迷惑はかからない(〆切を破ったら先方に迷惑はかかるけど)」という思いが捨てきれないんです。
その点、喫茶店で仕事していると「あんまり長時間、席を占領しているわけにもいかない」という思いが働いて、さっさと仕事を終わらせようという気持ちになれるんですよね。
ムチで叩かれないと走らない競走馬タイプ、と言えるでしょうか。
そんなタイプ分けが存在するのかは知りませんけど。
そんな感じで喫茶店で仕事していたんですが、本日はちょっと離れたところに座っていたオヤジが気になって気になって。
座っておしぼりで顔と頭を拭く、まあこれは他にもいるでしょうから、良いとしましょう。
私はおしぼりで顔とか拭くのは嫌いなんで、やりませんが。
デカい声で「おーい、お姉ちゃんおーい」と店員さんを呼ぶ、これもギリギリセーフですかね。
声がデカすぎて、店員さんどころか店中の注目を集めていましたけど。
と言うか、そんなに広くもない喫茶店の中で、必要以上に馬鹿デカい声で叫ぶとか……大海原で救助を求める遭難者じゃあるまいし。
靴を脱いでリラックスし始める、これはちょっとなー。
見ていてあまり気分の良いものではありません。
なんか臭そうだし。
あ、これは別に相手がオヤジだからというわけではありませんよ。
若者だろうが女の子だろうが、公共の場でいきなり靴を脱ぎだすのはどうかと思いますよ。
さらに靴下まで脱いで完全にくつろぎだす、これはもう私の中では完全にアウトですわ。
自宅か、とツッコむことすら阿保らしい気持ちになります。
なんでオヤジの生足を視界に捉えつつ仕事しなければならないのでしょうか。
どれだけ重い罪を前世で犯したら、そのような責め苦を受けるのでしょうか。
まあ、その後もテーブルをなんかリズミカルに叩き出したり、独り言をつぶやきながらカバンの中をゴソゴソ漁り始めたり、もうその行動すべてが気になってしまって……。
結局、仕事はあんまり進みませんでしたよ。
私が気にしすぎなのかもしれませんけどね……。
とにかく、家じゃないんだから外ではもうちょっとピシッとしていた方がいいんじゃないかと思った出来事でした。
せめて靴下は履こうよ、うん。