「餃子の満州」の肉細切りピーマン炒めが食べたくて
突然ですが、私は「餃子の満州」というチェーン店が結構好きでして。
でも最近は「不要不急の外出を控える」の流れに乗る、という言い訳であまり行けていなかったのです。
それが急に昨日、「餃子と肉細切りピーマン炒めが食べたい。あとビール」という、どうしようもない欲求に突き動かされてしまいました。
いや、正直どうするべきか迷ったんですよ。
でもこの欲求を満たさなければ、どうにも落ち着かないわけでして。
つまりこの欲求を満たすという用件は、不要不急の外出ではないのではないか、と。
有要有急の外出なのではないか、と。
自分に言い訳して、ちょっと出かけることにしちゃいました。
まあ、パチンコとか行く人も、同じような言い訳して出かけていくんでしょうけどね。
そうは言っても、やっぱり何だか後ろめたい気持ちはあったんでしょうね。
「店が混んでいたらおとなしく帰ろう」とか「持ち帰りにするかな」とか、いろいろと考えながら、テクテク歩いてお店に到着。
店内にはお客さんは誰もいませんでした。
じゃあ、ちょっとだけいいかな、と思ってお店で食べて帰ることに。
やっぱり調理したての料理でビールを飲みたいじゃないですか。
餃子を一皿、肉細切りピーマン炒め、そしてグラスビールを注文。
さっそく目の前に届いたグラスビールで喉を湿らせながら、料理が届くのを待ちます。
「グラスビール」という名称ながら、量はそれなりにたっぷりあるのが嬉しいところです。
キッチン内では店員さんが中華鍋を振るっています。
自分の料理が作られているのを見ながら、チビチビビールを飲むのも悪くありません。
そして届いた、肉細切りピーマン炒め。
簡単に言えば「青椒肉絲」ですね。
大きめのお皿にたっぷり、お肉とピーマン、そしてたけのこの細切り炒めが乗っています。
ピーマンとたけのこには火を通し過ぎず、シャキシャキした歯応えが嬉しいです。
そして忘れてはいけないのが、お肉とピーマン、たけのこの中に隠れた椎茸さん。
量は少ないですが、椎茸特有の噛みしめるといい味がするんですよね。
個人的にはこの椎茸ひとかけらで瓶ビール一本飲める気がしています。
まあ、それはさすがに言い過ぎですけど。
そしていよいよ本命の餃子が到着。
皮も中の餡もザクッとした歯応えがあります。
思ったよりさっぱりしているのは、餡に野菜が多めだからですかね。
大きめの餃子が6個一皿、普段だったら二皿は余裕なのですが、今日はちょっとだけ、ということで一皿で。
たっぷり楽しんで、これでお会計は1000円ちょっとでした。
いやいや、久々の中華料理に大満足でした。
自粛期間中、ほとんど中華なんて食べてなかったからなぁ。
人間、たまには油も摂らないとね。
久々に満たされたので、またしばらく我慢することにします。
これで調子に乗って、ガンガン外出してしまったら意味がないですからね。