コミケの思い出が私にもあった その2
本日、8月12日は令和初のコミケ最終日、とのことで。
まさかの2日連続コミケの話題です。
いや、本当は別のことを書こうと考えていたんです。
ただ、昨日のブログを読み返していてですね、気付いてしまったんです。
「そんな私ですが、この人生で2度だけ、コミケに参戦したことがあります。」
こんな一文を書いていることに。
「2度だけ」と書いているくせに、1度目のことだけ書いてブログを終えていました。
これが「あえて2度目のコミケ体験を書かないことによって、読んでくれた方に続きを期待させ、再び読みにきてもらう」という戦略からくるもの……であったら少しは格好がつくのですが。
もちろんそんな深い考えはありません。
単なる凡ミスです。
そんなわけで、2度目のコミケ体験についても書いておこうと思います。
せっかくのコミケ最終日にコミケの話題で締める、というのも風情があるかと。
単なる偶然でこの日になっただけですが、この世の8割は偶然でできているのでそれで良いかと。
ただただ喫煙所でボーっとするだけだった初回のコミケ体験から、約10年後の話です。
知人から「コミケの売り子を手伝ってくれないか」という打診を受けました。
私は10年前の苦い思い出から難色を示したのですが……。
「日当1万」
「喜んで」
こうして、私はコミケ2度目にしてまさかの売り子デビューを果たすことになったのです。
当日は始発で会場に向かい、知人と合流後にサークルチケットで入場。
夏の暑さの中、長蛇の列を作って待っている一般入場者の方々に対し、ちょっとした優越感のようなものを味わいます。
まあ、販売ブースに着いてダンボール箱から本を取り出し、机の上に並べる作業が思いの外重労働で、そんな優越感はあっという間に消え失せたんですが。
開場する時には、すでに汗だくとなっていましたよ……。
開場してからは「行列ができるわけでもなく、かと言ってバッタリ途切れるわけでもなく」というやりやすいペースでお客さんが来てくれたので、落ち着いて売り子ができました。
趣味の同人サークルが集まるブースだったので、お客でごった返す、ということが無かったのも救いだったのかもしれません。
休憩の時、ちょっとフラフラしてみようと思ってマンガのブースとかに近付いてみたのですが、その人口密度と何本も作られた長い列に正直震えました。
その後は、知人の「暑いし、帰りの人で混む前に出ようか」という言葉で少し早めに撤収。
無事に私は日当をゲットする、という万々歳の結果となりました。
それ以来、コミケに近付く機会はまったくありません。
もう私もアラフォーですし、あまり無理はしたくないので、おそらく今後もコミケに参加する機会はないでしょう。
年齢を重ねても毎回参加している、という方もいらっしゃいますけれど。
正直、その体力と熱意は尊敬に値すると思います。
私はこの2回の参加の思い出を胸に生きていこうと思います。
そんな大した話でもありませんが。
あ、日当はその後の打ち上げで全額飛んでいきました。
まあ、1万円で普段はできない体験ができた、と思えば……良し、としておきましょうか。