zatubunsya’s blog

アラフォーオヤジが何か考えたことを考えたままに書き連ねさせていただいております。

貴方の家に「お宝」眠っていませんか? その2

昨日、私が「古書業界で、昔の児童書が意外な高値で取引されている」というブログをアップした直後くらいのこと。
「ねとらぼ」さんでこのような記事がアップされていました。

『「ポケモンカード」初期シリーズが約1100万円で落札 激レアの「最高品質103枚セット」』

偶然ですが、なんだかテーマ的にちょっと近いものを感じました。
私が書いた児童書の取引額はせいぜい数千円の話なので、桁が違うとも言えますが。

桁が違うのも当たり前と言えば当たり前。
児童書は一冊単位、それに比べてこちらのポケモンカードは103枚セットですからねぇ。
(この103枚でコンプリートなのかどうか、まったくカードゲーム業界に対する知識がない私には良く分かりません。
初代ゲームボーイ版『ポケットモンスター』に登場したポケモンが「赤」と「緑」合わせて151種類だったので、多分コンプリートではないのではないかと予測しているのですが……。
もしコンプリートセットだったら、値段はもっと上がっていたかも?)

コレクターにとって、コレクション対象品は「シリーズが揃っている」ということに付加価値があります。
だからもし、児童書のコレクターが秋田書店の「写真で見る世界シリーズ」全冊セットとか、立風書房の「ジャガーバックス」シリーズ全冊セットとかをまとめて買おうとすればそれなりの高値にはなるはずです。
とは言っても、せいぜい数十万円くらいですかね?
とても1100万円には届かないと思います。

やはり、これだけの高値で取引されたということは「最高品質」という部分も大きなポイントでしょう。
児童書と同じく、こういうカード類も基本的に子供が集めて遊ぶもの。
折れたり曲がったり傷ついたり、状態が悪ければ当然価値が下がります。

こちらのポケモンカード、発売されたのが1996年とのこと。
約20年前のカードが、これだけ揃った状態で、綺麗なまま残っている、ということがどれだけ珍しいか、ということを表したニュースだと思います。

私はポケモンカードは集めていませんでしたが、子供の頃に集めていたのが「ビックリマンシール」です。
それほど熱心に集めていたわけではありませんが、それでも100枚以上は余裕で持っていたでしょう。
熱心な友人はビックリマンチョコを買い漁っていましたので、よく食べきれないウエハースチョコをいただいていたものです。

気になってちょっと調べてみたところ、ビックリマンシールもプレミアが付いて高値で取引されているものがあるようです。
私がそれをここでダラダラ紹介するのも長くなるだけですので、詳しくは書きませんが……。
高いものだと美品で20万円近いものもあるとか。

状態が悪ければそれに応じて値段も下がりますし、同じようなシールに見えて発売時期が違うと少しずつバージョンの違いがあり、値段も違ってくるとのこと。
ここまで高いシールになると、当時の私も持っていなかったものばかりなので実家に残っている可能性もゼロなのですが……。
ちょっと興味が出たので、今度個人的に調べてみようかな、と思っています。

頭に入れても仕方がない知識かもしれませんが……。
私にとって、無用な知識ほど面白いものだったりするのです。