髭とカミソリと私~こんなタイトルの歌はたぶんヒットしない~
髭を剃るのが嫌いです。
理由は面倒くさいからです。
面接の自己PRでこんなことを言い出したら、間違いなく不合格になると思います。
いや、髭を剃るのが嫌い、までは許されるかもしれません。
そこに、誰も思いつかないような理由を、誰もが「ほほう」と感心するような理由をくっつけることができたら、不合格どころか「君は他人が持っていない思考と発想を持っているね!」と一躍合格候補になるかもしれません。
いや、面接官なんてやったことがないので完全に妄想ですけどね。
しかも別に今回書きたい内容と、この面接の話は完全に関係ない、ただの蛇足でしかありません。
なんでこんな話を書き出したのか、一番不思議に思っているのが私でしょう。
それはともかくとして、髭を剃るのが嫌いなんですよ。
髭って、個人の差はあれ、否応なく生えてくるものじゃないですか。
否応なく生えてくる、ということは、髭が生えている方がむしろ自然な状態のはずです。
それを毎日毎日、生えるそばから剃ってしまうのは、大自然の理に対する重大な反逆行為ではないのか、と思うわけです。
人類も大自然の中に生きている以上、自然に逆らうべきではないのです。
……というのは私の考えたそれっぽい言い訳で、本当はただ面倒くさいからです。
基本的に面倒くさがりの私ですが、いくら面倒くさくても歯は磨きますし、毎日お風呂にも入ります。
しかし、髭剃りは本当にやりたくないレベルで面倒くさいのです。
そんな感じの人間なので、就職は髭を剃らなくてもいい会社を選び、現在も髭を剃らなくてもいい仕事をしています。
髭を剃るのは、散髪の時床屋でやってもらうのと、冠婚葬祭の時くらいですかね。
あとは基本的に生やしっぱなし、伸びっぱなしです。
「生やすなら、整えてオシャレ髭にすればいいのに」と言われたこともあります。
もうね、話になりません。
剃るのが面倒だから伸びっぱなしにしているのに、髭を毎日整えるなんて、余計に面倒くさいではないですか。
本末転倒とはまさにこのことですよ!
オシャレ髭に整えるくらいなら、全部剃りますわ。
ただ、やっぱり髭を生やしっぱなしの伸びっぱなしにしておくと、いろいろと言われることも多くて。
一度、髭の永久脱毛を考えたことがあります。
生えるから面倒なのであって、それならばもう生えなくすればいいじゃない、という、人としてごく当然の発想です。
そんなわけで髭の永久脱毛をした人の経験談を何本か読んでみたのですが……。
「よし、私もやろう!」という気持ちにはなりませんでした。
まず、レーザー脱毛は痛いらしいです。
私は痛いのが嫌いです。
もうこの時点でありえません。
さらに、一度や二度では終わらないらしいです。
髭の濃さにもよりますが、少なくとも数回、多いと何十回と通う場合もあるみたいです。
そんなに通って脱毛するのは面倒くさいです。
しかも、通えば通うほど当然ながらお金も必要になるわけで。
ちょっと勘弁願いたいです。
そもそも、髭の永久脱毛は、「身だしなみのために、毎日髭を剃るのが大変だ」という人が受けるべきものです。
私は毎日髭を剃る人間ではないうえに、身だしなみなどほとんど気にしない人間。
その時点で髭の永久脱毛を受けるべき人間ではありませんでした。
私はこれからも、髭と共に生きていきます。
そして気が向いたら剃ります。
気が向かなかったら剃りません。
髭よ、これからもよろしくな。
最後になりますが、昨日のブログに体調を心配していただくコメントやブックマークを多数いただきました。
完全な検査結果が出るのはもう少し先になりますが、医者の話だとおそらく過労だろうということでした。
実際、ゆっくり休んだらだいぶ体調も戻っております。
ご心配いただいた方々、ありがとうございました。
やっぱり体が一番、これからもあまり無理をしないように、楽しくブログを書いていきたいと思います。
今後もよろしくお願いいたします。