zatubunsya’s blog

アラフォーオヤジが何か考えたことを考えたままに書き連ねさせていただいております。

オーセンティックバーの敷居が高いと思う時にはダイニングバーに行ってみるといいですよ

居酒屋で飲んだけれどちょっと飲み足りないな、と思う時はバーの扉を開きます。

そんなに頻繁に、ではありませんが。

大体ジントニックとドライマティーニを頼んで1時間くらい。

強めのお酒をさっと飲んで帰るのですが、私なんぞは2杯で1時間ですから、それでもゆっくりと過ごしている方です。

 

バーテンダーさんと会話することもあれば、ボーっと本を読んで過ごすこともあります(だから薄暗いバーは苦手)。

バーテンダーさんがカクテルを作る時には、それを眺めていると時々バーテンダーさんがどんなお酒を使っているのか、このカクテルはどういった経緯で生まれたのか、などうんちくを語ってくれることもあり、それも楽しい時間となります。

それがきっかけでそのカクテルを頼んだお客さんと会話が始まったり、懐と酔い具合に余裕がある時は自分でも同じものを頼んでみたり。

居酒屋ほど喧噪にまみれることもなく、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

 

時々「バーに初めて入った」というお客さんとも会話することがありますが、そういうお客さんが口にするのが「バーって入り辛いと思っていました」という言葉。

一度入ってしまえばそんな印象もなくなると思いますが、「カクテルを知らない」とか「どうバーを楽しめばいいのかわからない」とかいう理由で、バーが敷居の高いものだと思っている方は意外と多いようです。

私も初めてバーに入ったのは、友人に連れられてのことでしたからね。

そういう理由がなければ「よし、バーに行こう」とは現在でも思っていなかったかもしれません。

 

確かに一般的な居酒屋に比べると、本格的なオーセンティックバーは入り辛いかもしれません。

お酒の種類は豊富なので、お酒好きには天国のようなお店ですが、あまり本格的な料理が置いてあることは少ないです。

バーテンダーさんが1人2人、ということもあるので、あまり本格的な料理には手を出せないのかもしれません。

最近ではそれなりの料理にも対応しているオーセンティックバーも増えてきたようですが、やはり基本的な使い方としては本格的に飲む前の助走として1、2杯飲むとか、飲み足りない時にちょっと飲むとか、そういう感じでしょうか。

 

「バーの雰囲気は楽しみたいけど、料理も楽しみたい」「本格的なバーは敷居が高い」と思う人は、ダイニングバーに行ってみることをおすすめします。

ダイニングバーはカクテルもありますが、ビールや日本酒、焼酎なども各種取り揃えてあって、好きなお酒を飲むことができます。

そして何よりも、料理が豊富でしっかり食べたい人も楽しめます。

その分、大人数での飲み会にも使われることが多く、ちょっと騒がしくなることもあるので、居酒屋とオーセンティックバーの中間、と言えるかもしれません。

ダイニングバーでカクテルを覚えて、それからオーセンティックバーに行ってみるという使い方もありでしょう。

 

ただ、バーっぽい雰囲気を味わいたいなら、大人数で行くことはおすすめしません。

1人か2人で行って、カウンター席に座るべきです。

カウンター席ならオーセンティックバーと同じようにバーテンダーさんがカクテルを作る様子を眺めることもできますし、バーテンダーさんと会話も楽しめるかもしれません。

宴会などが入っていて大忙しの時は、バーテンダーさんもそんな余裕はないでしょうけど。

 

なんかダイニングバーの宣伝記事みたいになってしまいました。

昨日ダイニングバーで軽く飲んだので、オーセンティックバーとの使い方の差について個人的にまとめてみようと思っただけなんですけどね。

 

ともかく、お酒は楽しく飲むのが一番だ、ということです。

どこで飲むにしろ、酔い過ぎて騒ぎ過ぎて雰囲気を壊したりしなければ、お店は歓迎してくれるはずです。

わからないことがあったら、聞けばいいだけ。

バーテンダーさんは基本的にお酒が好きな方が多いので、質問には喜んで答えてくれるはずです。

 

……まあ、時々周囲の客が「そんなことも知らないの?」みたいな感じでマウントを取ってくることもありますが。

どこにでもいるんですよね、そういう酔っ払いって。

私はそういう時、無知を装っていろいろおすすめのお酒とか聞いて、一杯奢ってもらう流れに持っていきますが。

マウントを取ってくる客は見栄っ張りなことが多いので、そういう点でちょろいことが多いです。

こちらは腹の中では「なんとかとハサミは使いよう、だな」と思っていたりするんですが。

 

まあ、酒を飲む場ですからいろいろなことがあります。

いちいちイライラせずに、上手に楽しめるようにしている、という話ですわ。