zatubunsya’s blog

アラフォーオヤジが何か考えたことを考えたままに書き連ねさせていただいております。

寿司を食べる、回らない寿司を奢りで食べる

昨日は寿司を食べました。

回らない寿司です。

と言っても老舗のカウンターで……みたいな話ではなく、百貨店のレストラン街にあるような、ちょっとリーズナブルなお寿司屋さんです。

 

下手に「時価」とか堂々と書いてあるようなお高い寿司は食べ慣れていませんし、何よりも遠慮してしまうので、そちらの方が助かります。

一番重要なポイントは「奢り」ということ。

他人のお金で飲む酒は美味しい、他人のお金で食べるご飯は美味しい、が私のポリシーです。

せっかく奢ってもらうのですから、遠慮しながら食べるより遠慮せずに美味しそうに食べた方がいい、と考えています。

 

回転寿司も嫌いではない、というか好きなんですけどね。

結構ザワザワしていたりもするので、ゆっくり飲みながら、話しながら寿司をつまむには、こういうお店の方がふさわしいかと。

 

そうそう、回転寿司と言えば、最近はタッチパネルで食べたいお寿司を注文する、という方法が主流ですよね。

それもいいんですが、私は自分で注文するよりも、流れているお寿司を取って食べる方が好きです。

「あ、これ美味しそう」とか「こんなのあるんだ、食べてみるかな」とか、新しい発見があるので。

 

しかし、そういう人は少数派なようで、お店の方もあまりガンガンレーンにお寿司を流してこないことが増えてきました。

少し寂しいところです。

ずっと回り続けていて廃棄されてしまったり、回っているうちに形が崩れてしまったり、衛生面が気になったり、といろいろと問題があるのも確かですので、あまり文句は言えませんが。

 

まあ今回、回転寿司の話はどうでもよくて。

4人で行ったのですが、最初にビールで乾杯して、刺身や天婦羅なんかのおつまみを軽く食べ、握りの盛り合わせを3人前。

途中で日本酒の熱燗(一番安い、よく知らない銘柄でしたがそこそこ美味しい)に切り替えて、くだらない話をしながら盛り合わせを食べ終えて。

もうちょっと食べたいね、ということでお好みで何貫か握ってもらう、という、お寿司の食べ方としては大満足の食べ方を。

 

結構飲み食いしたわりに、お勘定は1万5千円くらいでした。

なかなかリーズナブル、と言えるのではないでしょうか。

自分で払うならダメージは大きいですが、何より奢りですしね。

大事なポイントなので何回だって言いますよ。

 

途中、スポンサーが日本酒を「冷や」で頼んだのですが、若い店員の女の子から「すみません、冷やがなくて、常温なら大丈夫なんですが……」と。

「いや、常温で大丈夫ですよ」という話になったのですが。

スポンサー氏が「日本酒の冷や、と言えば常温のことなんだけどねぇ」と店員さんがいなくなってから少し寂しそうに呟いていました。

 

「いや、我々のような呑兵衛は知ってるでしょうけど、今は冷やと言えばキンキンに冷やした日本酒、というのが常識みたいになってますから」

「それはわかってるんだけどさ、『常温で』と頼むのも粋じゃないよね」

「そうですけど、私はわかりやすさを優先して『常温で』と頼んじゃいますねぇ……。他に言い方があるとしたら……『室温で』?」

「それはもっと粋じゃないねぇ」

 

実際、難しいところだと思います。

「冷やで」と頼まれて常温のお酒を出したら「冷えてないじゃないか!」と言う人もいるでしょうし。

もうここは「冷やは冷やした酒、常温は常温」ということで統一してしまった方が、お客もお店もストレスがなくてよろしいでしょう。

「居酒屋文化として間違っている!」と考える人もいるでしょうが、言葉なんて時代に合わせて変わっていくものですしね。

 

私の場合は「冷やで」と頼んだ時、冷えてるお酒が出てきても常温のお酒が出てきてもあまり気にしません。

どちらでも美味しく飲めるタイプ、言い換えればこだわりがないタイプですので。

「冷やで」と頼んで常温のお酒が出てきたら「お、やるな」と思うくらいです。

 

まあ、美味しいものを食べて飲んで、文句を言うのが一番粋じゃない、ということで。

 

そんな感じで結構飲み過ぎてしまったので、帰宅してから即蒲団の中で爆睡。

食べ過ぎたこともありますかね。

普通のご飯だとこんなに食べられないような気がしますが、お寿司のシャリは結構な量食べられるんですよね、不思議です。

何か理由があるのでしょうか。

今度調べてみようかと思います。

 

そんなわけで昨日はブログを書くことができませんでしたが、もう既に「毎日更新」は「やれたらやる」程度の目標となっているので、これで良しとします。

 

今回のブログは「お寿司を奢りで食べた」という事実だけでどの程度文章が書けるか、というちょっと実験的な意図もあったんですけど。

意外と書けるものですね。

むしろ、普段よりもちょっと文字数が多いくらいです。

 

でも、よく考えてみたら、いつものブログも明確に「こういうテーマで、こういう結論で……」とそこまできっちり書いているわけではないので、いつも通りの書き方なような気もしてきました。

結局、何の実験にもならなかったような気もしますが、別にいいか。

お寿司は美味しかったってことで。