zatubunsya’s blog

アラフォーオヤジが何か考えたことを考えたままに書き連ねさせていただいております。

大相撲令和2年1月場所の感想〜徳勝龍関優勝おめでとう〜

大相撲、令和2年1月場所も昨日千秋楽を迎えました。

いろいろと書きたいことはありますが、まずは徳勝龍関の幕内最高優勝を祝いたいと思います。

 

横綱をはじめ、上位陣がほぼ総崩れ状態という状況もありましたが、だからと言ってこの優勝の価値が下がるものではありません。

14勝1敗は十分な成績ですし、千秋楽にはしっかり大関貴景勝関に勝って優勝を決めたわけですしね。

 

33歳、幕尻優勝。

幕尻優勝は、2000年の貴闘力以来ですか。

 

大相撲に入門し、幕内まで昇進できる力士が一握り。

そして優勝を経験できる力士は、さらにその中の一握りです。

歴史に名を残しましたね。

今後もあの「土俵際の魔術師」っぷりを発揮して頑張ってほしいものです。

 

横綱大関豪栄道関を3日までに次々に破った遠藤関。

最終成績は9勝6敗とそこまででもないように思えますが、来場所は三役に戻れるでしょうから、この勢いを持続させてほしいものです。

 

新入幕の霧馬山関。

以前の日記で「期待している」と書きましたが、見事11勝4敗の大活躍を見せてくれました。

来場所は番付も上がりますし、相手に取り口も覚えられてしまう勝負の場所になるでしょう。

そこでまた勝てるようなら、今後もさらに期待できます。

 

大人気の炎鵬関については、私が今更語ることは特にないです。

自己最高位での勝ち越し、立派なものです。

相手の懐に潜り込めないとリーチの長さ、そして体重差から一気に押されてしまうことが今後の課題でしょうか。

 

さてさて、問題の上位陣ですよ。

 

負けが込んでさっさと休場を決めた白鵬関、鶴竜関の両横綱

とりあえず3月場所に元気な姿を見せてくれるだけでいいです。

横綱がいないと、やっぱりどうも場所が締まらないので。

 

大関陥落の豪栄道関。

現役引退を決めた、というニュースが、この記事を書いている最中に入ってきました。

入門当時から「大物」と呼ばれ続けた豪栄道関。

大関33場所、頑張った方だと思います。

お疲れ様でした。

 

大関復帰がならなかった高安関。

だいぶ体が悪そうで、今後が心配です。

まずはしっかり体を治して、また強かった当時の相撲を見せてほしいですね。

 

大関貴景勝関は優勝こそ逃しましたが、他の上位陣がボロボロの中、一人で踏ん張っていたのは評価できると思います。

11勝4敗、決して悪くはないですが、絶対的な力を見せてくれても良かった状況。

徳勝龍関、そして正代関の調子が良すぎた、という面もありますが、こういうチャンスで確実に優勝できなければ、横綱は掴めませんから。

千秋楽、徳勝龍関に負けたことはショックかもしれませんが、後を引かないように、切り替えてまた来場所を。

 

さて、そして来場所は大関貴景勝関1人だけになるわけですが。

そういう時に横綱大関も兼ねる「横綱大関」という番付表記が見られるのでしょうか。

話には聞いたことはあるのですが、実際に見たことがないので、もし見られるとしたらどのように書かれるのか、今から楽しみです。

 

もしくは、関脇で10勝をあげた朝乃山関を大関昇進させるという手もあります。

3場所で計31勝。

目安とされる33勝には届いていませんし、今場所も勝ってはいますが「大関」としてはどうかな、と思われるような相撲が多かったので、ちょっと難しいかなとも思いますが……。

 

結構どうなるか気になる部分が多いので、来場所の番付発表が楽しみですね。