大相撲九州場所、開幕しましたね
本日11月10日は大相撲九州場所の初日でした。
午前中に用事を済ませ、午後からは自由時間ということで、喫茶店をハシゴして夕方まで時間を潰します。
そして夕方4時、相撲開催中によく行く居酒屋の開店と同時に突入です。
このお店はカウンターから良く見える位置にけっこうデカいテレビが置いてありまして。
そして夕方4時開店なので、相撲中継を楽しむのにピッタリなんです。
5時開店だと1時間しか中継時間がないので、ちょっと完全燃焼できないんですよね。
相撲は横綱の取組だけ見れば良いというものではなく、番付下位の取組からゆっくり眺めて、だんだんと自分の中の「相撲ムード」を盛り上げていくのが楽しいわけでして。
開店直後に入ったので、当然一番客。
カウンターに座って黒ホッピーを頼むと、大将が「そっか、来たってことは、今日から相撲ですね」とNHKにチャンネルを変えてくれました。
……場所中にしか来なくてすみません。
「家でゆっくり見た方がいいんじゃないですか?」と聞かれましたが、とんでもない。
「何言ってるんですか、相撲は酒飲んで焼き鳥食べて見るのがいいんですよ」と力説しておきました。
相撲は、真剣に固唾を飲んで見るよりも、お酒を飲みながらちょっと緩い気持ちで見るくらいが楽しいと思っています。
2カ月に一度のお祭りみたいなものです。
身体がデカくて頭に髷を結ったまわしだけの男たちがぶつかり合う競技ですよ、楽しみながら見るべきでしょう。
うーん、こう書くと相撲を馬鹿にしているように思われてしまいますかね。
私は相撲が大好きですよ。
で、取組を見ながら焼き鳥を食べ、黒ホッピーを飲むわけです。
会場で見るより、居酒屋のテレビで見た方が絶対に相撲は面白いのです。
焼きたての焼き鳥が会場で食べられますか、黒ホッピーが飲めますか、ってんですよ。
しかもこっちは熱々のおでんまで食べられちゃいます。
寒くなってきましたからね、あったかいおでん、味の染み込んだ大根に卵、厚揚げにこんにゃく……カラシを付けて口に入れれば、旨くて熱くてピリッとして、最高でしょ。
「この力士は大根似だね」「おや、こっちは卵みたいだ」なんて遊びもできちゃいます。
会場で熱々おでんを抱えて座っていられますか、ってんですよ。
さすがに2時間も飲もうと思うと、黒ホッピー1本では足りません。
もう1本追加を頼もうか、別のものを頼もうか……。
メニューを見ると、「おでん酎」の文字が。
焼酎の中におでんのだし汁をぶち込む、という「そんなこと許されるんですか?」レベルのこの飲み物。
考えた人はよほどの無精者だったに違いありません。
「酒におでんのだし汁を入れれば、旨くて酔えて一石二鳥じゃん!」という発想が、もう凄いとしか言いようがないです。
私も普段は好んで飲むことはありません。
どちらかと言えば、酒とつまみは別々に楽しみたいタイプです。
でも、今日くらいはいいでしょう。
相撲の日ですから、なんでもありです。
まあ、考えてみれば、お腹の中ではみんな混ざるものですからね。
それがあらかじめジョッキの中で混ざっているだけだと考えれば、何の問題もないでしょう。
あれ、相撲のことを書こうと思ったのに、全然相撲のことを書いていないですね。
酔っているから仕方がない。
鶴竜、いきなり休場してしまいましたね。
初日朝の稽古で「腰椎すべり症」が再発したとのこと。
腰はすべてのスポーツにおいて大事な部分ですし、鶴竜の場合は年齢的なものもあるのでちょっと心配。
同じく、東前頭十二枚目の逸ノ城も腰痛で欠場。
彼の場合は体重が重すぎるからなぁ……。
怪我の影響は少なそうで安心しました。
先場所の優勝力士、関脇・御嶽海も白星。
今場所は御嶽海にとって非常に大事な場所です。
全勝優勝レベルでもない限り、場所後大関昇進ということはなさそうですが、大関への地固めのため、最低でも2ケタ勝利は必要でしょう。
個人的には最近めっきり影が薄くなった高安にちょっと奮起してほしいところですけど
ね。
とにかくこれから2週間、毎日がウキウキです。