「子連れ出勤」って実際は大変だよなぁと思った話
昨日、ちょっとした打ち合わせがあって某ファミレスに行ったんですよ。
お昼時なこともあって、そこそこ席は埋まっている感じ。
やっぱり、だんだんと皆さん日常生活に戻りつつはあるようですね。
もちろん新型コロナウイルスが消え失せたわけではありませんので、油断はできませんが。
とは言っても、さすがにもう自粛ばかりもしていられませんしね。
私もちょっとずつ、仕事で外に出る機会が出てきましたし。
まあ、それはともかくとして。
先方が来るまでしばらく時間があったので、ちょっとPCいじりながらご飯でも済ませようと思ったんですけどね。
どうも、フロア内を小さい子どもがウロウロしているんですよ。
別に子どもがウロウロしていること自体は珍しいことではないんですけど、なんだかお客さんの子どもが飽きてフロア内で遊んでいる、という雰囲気でもなくて。
どうも、ある店員さんの後ろをくっついて歩いているようでして。
なんかお客さんの子どもに懐かれちゃったのかな、とか思ったんですけど、店員さんの反応からもそんな感じではなく。
「あれ、これってもしかしたら子連れ出勤か?」と気付いたわけです。
いや、なんかニュースとかで「子連れ出勤が可能なオフィス」みたいな特集は見たことがありましたけれども。
まさかファミレスで、しかも客前に出るフロアの人で子連れ出勤が行われているとは思いませんでした。
だって、単純に危ないじゃないですか。
熱い料理を運ぶこともあるでしょうし、子どもがフロアをウロウロしていて転んで机に頭をぶつけたりする可能性もあるわけですし。
まあ、多分これも新型コロナウイルスの影響か何かで、仕方がないんでしょうね。
幼稚園か保育園か知りませんがお休みになっちゃって、どうしようもなかったのかもしれませんし。
ただ、本当に怪我にだけは気をつけてあげてほしいな、と思いましたね。
そうこうしている間に打ち合わせの相手も到着したので、サクサクっと話を済ませて。
で、お会計の時に、件の子連れ店員さんがレジを打ってくれたんですけど。
「〇〇円のお返しです、ありが」まで言ったところで、お子さんがテッテケ走り寄ってきて絶妙のタイミングで「ママ~」と一言。
思わず私も店員さんも打ち合わせ相手も、顔を見合わて笑ってしまいましたね。
すぐに「すみません」と謝られたんですが、こっちからすれば別に謝られるようなことじゃありません。
「いえいえ、ごちそうさまでした」と言ってお店を出たのでした。
とにかく「小さい子を連れて働くって大変だよな」と思ったのと、変な客が来て「子どもがうるさい」とかクレーム入れられるようなことがなければいいな、と思いました。
「公園で遊ぶ子どもの声がうるさい」と文句を言われてしまうような世の中ですから、似たような変なお客が来ないとも限りませんからねぇ……。
こんな心配を思わずしてしまうような世の中も、世知辛くて嫌なんですけどね。