zatubunsya’s blog

アラフォーオヤジが何か考えたことを考えたままに書き連ねさせていただいております。

「立川フロム古書市」訪問記

先日、「渋谷大古本市」を訪れてから2週間あまり。
あの日はめちゃくちゃ暑かったな……と、もうすでにちょっと懐かしく思い出されます。
最近は多少涼しくもなり、特に夜などは過ごしやすくなってきていますね。

考えてみればもう8月も終わり。
このまま秋になり、冬になり、季節は巡り巡って年が変わり、そして私はまた1つ無駄に年齢を重ねるのでしょう。
突然のマイナス思考。

それはともかくとして。
昨日は私、東京都立川市立川駅のすぐ近く「フロム中武」ビルで行われている「立川フロム古書市」に行ってきました。
またか、と思われるかもしれませんが、行ける範囲で古本市が開催されているのなら、行かないわけにはいかないのです。
それが世界の決まりなのです(そんな決まりはありません)。

「立川フロム古書市」は、「渋谷大古本市」と比べると小規模な古本市です。
広さ的には半分程度でしょうか。
でも、古本市は広さではありませんから。
どんな本が置かれているか、ですから。

というわけで、1時間ほどかけてじっくりと見て回りました。
思ったよりも短時間で済んだのは、本以外にCDやVHSのコーナーなどもあったからです。
それはそれで興味深かったんですがね……。
光GENJIのミュージックビデオなんて、久しぶりに見ましたよ。

いや、ウチにも昔の映画とか、結構VHSテープが転がっているんですけどね。
もうデッキがなくて、視聴する手段もないんですけど、今後絶対にDVD化しないであろう変なB級映画とかも多いんで、捨てるに捨てきれないんですよ。
だからってこのままにしておいても仕方がないんで、いつかなんとかしたいんですけどね……。

話が逸れました。
私が今回、購入した古本はこちら。

諸葛孔明』 著・植村清二 発行・中央公論社(昭和63年1月15日 1刷)
『自慰 抑圧と恐怖の精神史』 著・ジャン・スタンジェ/アンヌ・ファン・ネック 訳・稲松三千野 発行・原書房(2001年4月14日 第1刷)
朝日新聞100年の記事に見る 7 スポーツ人物誌』 発行・朝日新聞社(1979年8月1日)
『酒場の文化史ードリンカーたちの華麗な足跡ー』 著・海野弘 発行・サントリー株式会社(1983年4月5日 初版)
闇市』 編・マイク・モラスキー 発行・皓星社(2015年9月10日)

以上5冊、小計1900円でした。

相撲で絞った渋谷の時とは違い、見事にジャンルがバラバラです。
まあ、ただ単に読みたいものを手に取ったらこうなっただけなんですけども。
でも、思ったよりもトータルで安かったので、良しとするべきでしょう。

……と安心したのも束の間。
会場のビルを出て目の前に、かの有名な「BOOKOFF」があることに気付きました。
気付いてしまった以上は、行かないわけにはいかないのです。
それが世界の決まりなのです(そんな決まりはありません)。

結局、追加で数千円が飛んでいきました。
BOOKOFFは久々に行くと、ついついいろいろな本に手を出してしまいますね。
でも後悔はしていません。
後悔をするには、古本屋巡りは楽しすぎるのです。

まあ、買ったはいいけど読みきれない本が居住スペースを侵食しつつあることには、ちょっとだけ後悔していますが。
でも本好きなら積み上げた本の隙間で生活するなんて、当たり前のことですよね?