zatubunsya’s blog

アラフォーオヤジが何か考えたことを考えたままに書き連ねさせていただいております。

ファッションの話~「自分の服」に対する圧倒的興味の薄さ~

9月に入り、そろそろ秋用、冬用の衣服を準備しようかと考えています。
気温的にはまだ気が早いような気もします。
しかし、いざ必要な時になって「ナガソデ……洗ッテナイ……シワクチャ……」と哀しきモンスターのような顔で絶望するのは、去年までで終わりにしたいのです。
まあ、しわくちゃでもそこまで気にせず着るタイプの人間ではあるのですが。

「しわくちゃでも……」どころか、そもそも私は自分が着る服に対してまったく興味がない人間です。
サイズが合っていて、暑さ寒さがしのげて、大事な部分が隠れれば問題ない、と考えています。
多分、ファッションに対する興味を母親の胎内に残したまま生まれてきてしまったのでしょう。
もしくはリンゴを食べた直後のアダムとイブレベルの感性の持ち主。

いや、さすがに海外のファッションショーで時折見かける、奇抜すぎるファッションは遠慮したいですが。
「3000年後の未来から来ました」みたいなやつとか。
レディー・ガガの「生肉ドレス」とか(懐かしすぎる話題)。

あ、他人が奇抜な恰好をしているのは別に構いません。
本人が着たくて着ているんでしょうし、ファッションで個性を出すというのも大事ですから。
それをどうこう言うほど野暮ではないつもりです。

時々、「母親が買ってきた服を着ている」みたいなネタが笑い話として語られることがあります。
しかし私は、もし母親が服を買ってきてくれたら、それを喜んで着るでしょう。
着る服に興味がない人間にとって、服を買うというのは非常に面倒くさい、一大事業なのです。
そんなことをしている時間があるなら、正直寝ていたいのです。

一応言っておきますが、私はファッションに興味がある方を批判したいわけではないのです。
私はよく古本市に行って本を買い込んできますが、本に興味がない人は「なんでそんなことを?」と思うでしょう。
「古本市に行く時間があるなら、正直寝ていたい」と。
それと同じことです。
人にはそれぞれ、興味があることとないことがある、ということです。

こんなブログを書いているのも、つい最近「今度服を買いに行こう」というお誘いを受けたためです。
それ自体は構いません。
「こいつ、いつも同じ服を着てるな」という心配、親切心からのお誘いなのでしょう。
それはありがたいことなんです。

でも、「どうだ、嬉しいだろうありがたいだろう」みたいなドヤ顔をされたのがちょっとイラッとしただけで。
本人に直接文句は言えないので、ブログで吐き出してみました。

こんな私ですが、他の方のブログやニュースでファッションの記事を読むのは好きなのです。
「こんなのが流行っているのか」
「面白い服があるんだな」
という感じで、純粋に楽しむことができます。

つまり、私は「自分が着る服」には興味はありませんが、「知識としてのファッション」には興味があるのです。
どうにも極端、頭でっかちな感じが否めませんが、自分はこういう人間だ、と考えるしかありません。

それに今後、私がファッションに興味を持ち始める可能性もゼロではありませんしね。
ある日突然、ブログにファッションの記事を書きだしたら「ああ、この人は何かに目覚めたんだな」と、暖かい目で見守っていただければ幸いです。