お酒は好きだけど二日酔いは味わいたくない、という素直な気持ち
毎日のようにお酒を飲んでいる、という話をすると、こう言われることがあります。
「二日酔いとか、大丈夫ですか?」
かなりの頻度で聞かれるのは、お酒を飲む人にとって二日酔いというものが非常に関心の高いものであるためでしょう。
なぜ人々が二日酔いのことをこんなにも気にするのか。
理由は簡単。
二日酔いになったことがある人はおわかりでしょうが、二日酔いというものが非常に辛く、苦痛なものであるためです。
まず吐き気がします。
頭痛がします。
全身を倦怠感が襲います。
軽いものなら気持ち悪いながらも起き上がり、いろいろと活動することくらいはできますが、重いものだと起きることすら難しいレベル。
その日が休日であればまだマシですが、仕事がある日だったりしたら最悪です。
「なぜ自分は昨日、あんなに飲んでしまったのだろう……」と、タイムマシーンに乗って前日の自分を殴りに行きたいくらいに後悔します。
お酒を飲まない人からしたら、「なんでそんなになることがわかっていてお酒を飲むの?」と聞かれてしまうかもしれません。
でもですね、お酒を飲んで酔っ払ってくると、ついつい楽しくなって飲み過ぎてしまうんですよ。
飲み過ぎて楽しくなっている時には、二日酔いのことなんて忘れているんですよ。
その存在感の薄さ、それが二日酔いの奴の一番恐ろしいところなんですよ……。
さてさて、私の場合は、と言いますと。
実は私、二日酔いになったことは、ほとんどありません。
多少だるいな、という程度のものならありますが、起き上がれないほどのものは人生で一度きりです。
理由は非常に簡単。
私、お酒にすごく強いんですよ。
「お酒に強いから、いくら飲んでも大丈夫」という意味ではありません。
「お酒に強いから、本格的に酔おうと思ったらいくらお金があっても足りない」のです。
だから逆に、毎日居酒屋で黒ホッピー3杯飲んで、ちょっと酔って楽しくなったくらいで帰宅することができるのです。
「アメリカ車は燃費が悪い」という言葉を昔はよく聞いたものですが、それと似たようなものです。
世の中には、「いくら飲んでも酔わないからつまらない」と、お酒に強すぎるがゆえに酒をまったく飲まない、という人もいるらしいです。
私の場合は飲んだら楽しくはなります。
でも、酔っ払って気持ちよくなりたい、と言うよりは、居酒屋に行ってカウンターで黒ホッピーのジョッキを傾けながら本を読む、というのがストレス解消みたいなものなのです。
だから、お酒の量は少なくて大丈夫なんですよね。
でも「二日酔いになりたくなければ、お酒を飲む量を少なくすればいい」が結論では、何の参考にもなりませんので。
私が「ちょっと飲みすぎたかな」と感じた時にする二日酔い対策をご紹介します。
まずは「水分をたっぷり補給する」こと。
本当は、お酒を飲みながら同量の水を飲んだ方が効果があると聞きますが、飲み会の席などですと、そうもいきませんので、帰宅してからでも水をたっぷり飲んでおきましょう。
次に「甘いものを摂取する」こと。
これは根拠とかなく、完全に経験的にやっているのですが、甘いものを食べると、なんとなく肝臓がアルコールの分解を頑張ってくれそうな気がするじゃないですか。
私は前述の水分補給と一緒にする意味で、甘いココアとか買って飲むことが多いです。
ココアを選ぶ理由も、コーヒーとかコーラとかよりもなんとなく身体に良さそうで、二日酔いを防止してくれそう、という完全にイメージから来る理由です。
これを書いていて気になったのでちょっと調べてみたら、「飲んだ後はブドウ糖を摂取すると二日酔い防止になる」と書いてあるホームページを見かけました。
あながち、間違いでもないようです。
最近、飲み会の後にラーメンではなくパフェを食べる「シメパフェ」が流行しているとも聞きますので、それも同様の効果を狙ったものかもしれませんね。
こんな感じです。
まあ、一番の二日酔い対策は、やっぱり飲み過ぎないことなんですけどね。