「新宿西口古本まつり」訪問記
昨日は新宿駅のイベントスペースで行われている「新宿西口古本まつり」へ行ってきました。
いや、古本市のスケジュールは大体把握しているので、数日前から開催されている、ということは知っていました。
新宿駅を利用することが多いので、もっと早く行きたいなと思っていたのですが……なかなか時間が取れず、涙を飲んで諦めていました。
いや、一度足を踏み入れてしまったら、2〜3時間は足止めを食らってしまいますので。
「古本市に行っていて遅刻しました!」は、ちゃんとした大人としてはあまり通用しない言い訳です。
「ダメ人間らしくてよろしい!」と喜んでくれるような心の広い方は、なかなかいないのが現実社会の厳しさ。
本日はようやく時間ができたので、のんびりと見て回ることができました。
スペースはかなり広く、古本の量も多め。
あと、さすが新宿駅内のイベントスペースと言うべきか、そこそこお客さんが入っていました。
通りすがりのお客さんも結構いるみたいでしたし。
……古本市目当てのお客さんと通りすがりのお客さん、見分けがつかないようで意外と見分けがつくんですよね。
雰囲気とか、棚の見方とかで。
難点は、ちょっと会場内が寒かったこと。
ここ数日、雨の影響で気温が下がっており、吹きっさらしのスペースはモロに外気温の影響を受けておりました。
スペース内の暖房は起動していたようですが、焼け石に水状態。
まあ、どんなに寒かろうが我慢して古本を漁るのですが。
そんな状態で、手に入れた本たちがこちら。
・「別冊歴史読本 怪奇・謎 日本と世界の七不思議」 発行・新人物往来社(昭和58年7月10日発行)
・「別冊歴史読本 江戸人物ものしり事典」 発行・新人物往来社(昭和54年1月20日発行)
・「別冊歴史読本 なぜ悪女なのか 毒婦と呼ばれた女たち」 発行・新人物往来社(昭和55年10月20日発行)
・「2001 大相撲年鑑」 発行・共同通信社(2001年2月28日発行)
・「捜聖記」 著・中山市朗、木原浩勝 発行・角川書店(2001年12月5日 初版発行)
トータル1500円くらい。
お金がないので、かなり厳選させていただきました。
昔の雑誌やムック類は、結構お安く手に入ることが多いので金欠の人間にはありがたい存在です。
もちろんお高いものはお高いですが。
「別冊歴史読本」は他にも何冊か面白そうなものがあったのですが、意外とデカくて持ち運びに難がありそうなので少なめに。
「2001 大相撲名鑑」は相撲本コレクターなことと合わせて、自分が多分一番熱心に相撲を見ていた時代のものなので懐かしさもあって購入です。
「捜聖記」はこのコンビが書く「新耳袋」シリーズのファンだったので。
昔から気にはなっていたんですが、意外と見つからなかったんですよね……。
いろいろな理由があって少なめになりましたが。
まあ、本当はお金なんか気にせずに、ほしい本を買いたいだけ買ってみたいんですけどね。
きっと恐ろしいことになるのでやれません。
一億円くらい持っていたら、迷いなくやるんですけどねぇ。
本を置くスペースの作成も合わせて。
空からお金が降ってくればいいのに。
今思ったんですが、「お金が振ってくればいいのに」とか他人任せの奴はそんなお金を手に入れることはできなそうですよね。
「自分で一億円稼いでやる!」くらいの気持ちがないと、なかなか一億円を手にすることは難しいのではないかと思います。
あー、本買いたいな。