カッコつけてないで楽しむときは全力出そうぜ、と思う
最近、天気が悪くてウンザリしますね。
こういう時はそう、お酒です(推奨はしません)。
というわけで、昨日は飲み会でした。
お付き合いのあるデザイン会社からお誘いを受けましたので。
私は飲み会と聞くとホイホイついていっちゃうタイプのアラフォーオヤジです。
「で、何の飲み会です? 忘年会?」
「いや、それは年末に改めてやります」
「じゃあ歓迎会とか送別会?」
「いや、社長の誕生日会」
会社のメンバーで誕生日会って……。
仲良しですか。
いや、仲が良いのはいいことですけど。
会場は都内某所のメイドカフェでした。
「なんでメイドカフェなのさ」
「社長が最近ハマってるんで」
……まあ、別にいいんですけど、あまり知りたくなかった情報ではあります。
そんなわけで、行ってきましたメイドカフェ。
実は私、こういうお店に入るのは初めてなんですよね。
興味がなかったわけではないのですが、メイドカフェに行くお金があるなら焼き鳥屋に行ってしまう人間なので。
しかし結構、メイドカフェと言ってもお酒の種類は充実しておりました。
ビール、サワー類、カクテルなどなど。
さすがにホッピーはありませんでしたが、メイドさんにホッピーを運ばせるのも「コレジャナイ」感がすごいですからね。
郷に入れば郷に従え、というやつです。
いや、初体験ですけど、面白かったですよ。
一緒に「おいしくな~れ」もやりましたし、なんか突然「ハッピービーム!」みたいなものを打たれたので「うわー、幸せ!」と反応もしました。
ケーキが出てきた時の「ハッピーバースデー」も全力歌唱ですよ。
はしゃぐアラフォーオヤジです。
恥ずかしくないわけはないんですよ。
アラフォーオヤジがアラフォーオヤジ(社長)の誕生日を全力で祝うのですから。
でもこういう時は、全力で乗っからないと面白くないですからね。
……まあ、「ここでノリの良さを見せておけば、今後もいいお付き合いができるかも」という計算もあるのですが。
でも、その会社の若手社員が、ちょっとノリが悪くて。
黙ってビールを飲んでいる、という感じでしたね。
「俺はこういうノリはちょっと……」みたいな感じで。
わかる、わかるよ。
私も、若い頃はそんな感じでしたから。
なんと言うか、周囲に流されない感じがカッコいい、みたいな。
でも、それももったいないと思うんですよね。
別に周囲の空気が悪くなる、ということでもないんですが、せっかく盛り上がるシーンで冷静さを保っていても、面白くないだろう、と。
もちろん、騒ぎすぎて他のお客さんに迷惑を掛けるのは厳禁ですけど、周囲のお客さんも乾杯とか手拍子とか乗ってきてくれていたので、許される範囲で盛り上がるのはいいと思うのです。
私はあくまでもお呼ばれした立場ですし、特に何も言いませんでしたが。
まあ、まだ20歳そこそこですし、今後次第に自分で気付いていくのではないかな、と。
盛り上がることを強制するのも、ちょっと違う気がしますしね。
うーん、なんか「若者に文句を言うオヤジ」的なことを言ってしまっているような気もしますが。
仕方ないですよね、実際にオヤジなんですし。
変に怒鳴りつけたり怒ったりするよりはマシだ、と考えておきましょう。
そう言えば、「お呼びの際は〇〇、と声を掛けてくださいね」と教えてもらったのですが、結局覚えられなくて普通に「すいません」と呼んでしまいました。
そこがちょっと反省点ですね。
でも、この年齢になると言われたことを覚え続けておく、という記憶力の面に難が出てくるんですよね……。
なんて声を掛ければよかったんだっけ……。
気になるので、また今度行ってみようかな。
なんかメイドカフェにハマってしまいそうで、ちょっと怖いですが。