zatubunsya’s blog

アラフォーオヤジが何か考えたことを考えたままに書き連ねさせていただいております。

食べ物を落とした時の「3秒ルール」の話って定期的に出てきますよね

「何か面白いことないかな」と思ってニュースサイトを眺めていたら、「3秒ルールって本当?」という記事がアップされていました。

こういう記事、定期的に上がりますよね。

そしてその度に「3秒ルールには科学的根拠はない」という話になりますよね。

 

まあ、今は新型コロナウイルスが猛威を振るいつつある、というタイミングですから、こういう話を気にする人も多いタイミングなのでしょう。

最初は「中国国内だけの問題」みたいな雰囲気でしたが、もうすでにそんな感じでもありませんし。

日本で普通に過ごしていても、新型コロナウイルスに感染する可能性がゼロとは言えなくなった状況では、誰もが神経質になるでしょうし、神経質になるべきだ、とも言えましょう。

 

ちなみに私は「3秒ルール」はあまり気にしたことがありません。

「床に落とした時点でアウト」と考えているわけではなく、「落とした時点で菌は付くものは付くだろうから、秒数とか関係なく食べられそうなら食べる」タイプです。

衛生観念がガバガバ、ということですね。

さすがにホコリまみれの床とか、泥の上とかに落とした場合は諦めますが。

 

特にお酒を飲んでいる時なんかは、「お腹の中でアルコール消毒されるだろ」くらいの気持ちです。

酔っていて細かいことは気にしなくなるだけかもしれません。

 

まあ、落とした秒数とか関係なく、床がどのくらい汚れているのかが重要だろう、ということですな。

もし床に落とした食べ物に新型コロナウイルスが付着するような場所だとしたら、それはもう床に落とすうんぬんの問題ではなく、もうその場所に自分がいる時点で感染の危険はあるわけですし。

そう考えると、あまり細かいことを気にしてもどうしようもないだろう、と思うわけです。

 

ちなみに日本では「3秒ルール」が主流ですが、欧米では「5秒ルール」が主流だそうです。

日本人に比べ、欧米の人の方がおおらかだ、ということでしょうか。

人種の違いだけで考え方も違う、と考えるのはあまり適当ではないと思いますが。

日本も欧米も「昔からそう言われている」という事実があるだけでしょうし、人によって考え方が違って当然ですからね。

 

「3秒」だろうが「5秒」だろうが、お腹を壊す時には壊すし平気な時は平気なわけです。

「科学的根拠はない」という話が定期的に出てくるにも関わらず、なぜこの「3秒ルール」「5秒ルール」が根強く残っているかと言えば、やっぱりただ単に「落としたけどもったいないから食べたい」という気持ちだと思うんですよね。

もったいないから食べたいけれど、落としたものを食べることには少し不安があるわけです。

だから「〇秒以内なら大丈夫」というルールを使うことで、落としたものを食べることへの後ろめたさに対する免罪符としているのだろう、と。

 

とにかく、落とした食べ物を食べても大丈夫でいられるかどうかは、そもそもその人間の抵抗力が高いか低いか、の話なわけです。

そして抵抗力を高めるには、規則正しい生活と適度な運動などによって、健康的な生活を送ることが一番、という結論に達するわけですよ。

規則正しい生活も適度な運動もしていない私が言っても、説得力は皆無かもしれませんが。

 

ちなみに「この〇秒ルールって、いつぐらいから言われているんだろう」ということが気になってちょっと調べてみたところ。

モンゴル帝国の皇帝チンギス・ハーンが12時間ルールというものを定めていた」という話が出てきました。

「3秒」「5秒」でああだこうだ言っていたのが馬鹿馬鹿しくなるようなスケールの大きさですね。

 

いや、もう「12時間」とか、「菌が付くか付かないか」ではなくて「腐っているかいないか」レベルの話になると思うんですけど。

そもそも12時間も食べ物が落ちていて、気付かないなどということがあるのかどうかも疑問です。

 

というわけで、この「12時間ルール」が「3秒ルール」の起源であるとは全然言えないとは思うのですが。

ちょっと面白かったので紹介してみました。