人間の身体って意外と単純にできているのかもしれないと思った出来事
先日、週に一度の通院のため、久し振りに近所への買い物以外で繁華街の方へ出てみました。
病院の受付もビニールでガードしてあるし、先生との面談もビニール越しだし。
万が一にも感染者を出すわけにはいかないでしょうし、お医者さんも大変だな、と思いましたが、なんかドラマとかで見る「留置所の面会」みたいな感じで笑いそうになってしまったのも事実。
「不謹慎だ!」とか言われそうですが、この息苦しい世の中、面白いことがあったら素直に笑ったって罰は当たりますまい。
何でも自粛自粛の連続じゃ、暗い世の中がさらに暗くなってしまいますからね。
で、久々に繁華街に出てきたので、ちょっと本屋にでも寄ってみようかと。
ほしい本もあったし、何よりも数日間も本屋の棚を眺めていないと禁断症状が……。
「不要不急の外出だ!」とか言われそうですが、以下略。
注文したい資料本もあったんですが、どうも今は注文は受け付けていないようだったのが残念。
まあ、出版社だってこの状況じゃ、注文されても困っちゃうでしょうしね。
仕方ありません。
その後、銀行でちょっとした振り込みを済ませたり、溜まっていた雑事を片付けて。
家に帰る前にちょっとトイレにでも寄っていこうかと。
それが悲劇の始まりでした……。
あ、こっからちょっと痛い話になるんで、苦手な人は回れ右してください。
安心してください、私は元気です。
トイレで用を済ませて、手を洗ってドアを開けて外に出た時、小さな子どもが入れ違いでトイレに入ろうとしたんですね。
で、急にドアが閉まっちゃったら危ないから、と思って支えようとしたのですが、うまく支えられなくて右手の小指を思いっきりドアに挟まれてしまいまして……。
まあ、子どもにドアがぶつかる、ということはなかったので、そのままその場を離れたのですが。
なんか挟んだ小指が痛いなーと思って見て見ると、
第二関節のところから、2㎝くらい外側、曲がってはいけない方向に曲がっていました。
「うおっ!」と呻いて、あまりの驚きに反射的につい左手で右小指を握り、まっすぐに戻そうとしたところ。
脳天まで響くような激痛が走りました。
でも小指はまっすぐに戻りました。
恐る恐る指の曲げ伸ばしをしてみたら、ちょっと痛いですがちゃんと動くので折れてはいない様子。
多分、関節がちょっと脱臼気味にズレたりしたんでしょうかね。
思わず握ったのがうまくいって、元に戻ったみたいです。
まあ、結果オーライですが、一歩間違えば確実に病院に逆戻りするところでした。
危ない危ない。
その後しばらく右の小指には痛みましたが、今はだいぶ良くなっています。
ただ、第二関節を中心に、指が紫どころか黒っぽく変色していて、人に見せられる感じではありません。
仕方がないので買い物に行く時とかは、包帯を巻いて隠すようにしています。
しばらくは指に包帯生活が続きそうですが、まあ折れてなかったですからね。
ラッキーと思っておきましょう。
何事も前向きに前向きに。